大学院理工学研究科技術部 第43回地域連携活動 出前授業「おでかけ実験隊」を開催
[記事掲載日:15.11.24]
大学院理工学研究科技術部は、平成23年度から始めた地域連携活動の43回目(今年度第7回)として、11月4日に出前授業「おでかけ実験隊」開催しました。
この活動は、ミッションの再定義(工学分野)をもとに、科学技術を育む初等中等教育への出前授業の展開であり、子どもたちに科学実験やものづくりを体験してもらうことで、その面白さや達成感を味わい、少しでも科学やものづくりへの興味が促されることを目的としています。
今回は、技術部から6人が出向き、石谷小学校4年生の2クラス50人の児童が参加しました。テーマは「液体窒素でおもしろ実験」と「人工イクラ」の科学実験をクラスごとに行いました。
「液体窒素でおもしろ実験」では、生花や風船、ビニールボールなどを使って実験を行いました。生花を使った実験では、児童にも実際に体験してもらい、液体窒素により起きる変化を興味深く観察していました。また、液体窒素を床にこぼした際には、床を転がる液体窒素を見て驚きの声を上げていました。
「人工イクラ」作りでは、絵具で色をつけたアルギン酸ナトリウム水溶液と塩化カルシウム水溶液を使用して、カラフルな人工イクラを作りました。自分で作ったイクラをつぶしたりして、その感触を楽しんでいました。実験終了後には「もっとイクラを作りたい」との声も聞かれ、とても喜んでもらえたようです。
児童は技術部職員の問いかけに対して元気よく返答するなど、今回の出前授業も大いに盛り上がりました。
(写真上2枚:液体窒素でおもしろ実験)
(写真下2枚:人工イクラ)
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