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大学院理工学研究科技術部 第45回地域連携活動 出前授業「おでかけ実験隊」を開催

[記事掲載日:15.12.14]

 大学院理工学研究科技術部は、平成23年度から始めた地域連携活動の45回目(今年度第9回)として、12月9日に出前授業「おでかけ実験隊」開催しました。
 この活動は、鹿児島大学のミッションの再定義(工学分野)をもとに、科学技術を育む初等中等教育への出前授業の展開であり、子どもたちに科学実験やものづくりを体験してもらうことで、その面白さや達成感を味わい、少しでも科学やものづくりへの興味が促されることを目的としています。
 今回は、技術部から7人が出向き、瀬々串小学校5~6年生29人の児童に対して、演示形式で「液体窒素でおもしろ実験」を行い、その後体験として「アントシアニンの不思議」と「光の万華鏡」の2テーマを実施しました。
 演示形式での「液体窒素でおもしろ実験」では、理科室のディスプレイに資料を写しながら説明し、花や軍手を液体窒素につけたり、凍ったビニールボールが割れる瞬間を見たりと、様々な実験を行いました。液体窒素の温度を測定した時には、子どもたちはその温度の低さに「すごい」と口々に驚いていました。
その後の体験ではまず「アントシアニンの不思議」を行いました。アントシアニンがpHにより色を変える様子を観察し、その後その性質を利用して紅芋液を染みこませたろ紙に絵を描きました。子どもたちは、酢や重曹液でろ紙に色がつくのを面白がっていました。次に行った「光の万華鏡」では、分光シートを使って、白い光を七色に分ける万華鏡を作成しました。作業に苦戦している子も見られましたが、できあがった万華鏡で部屋の電気や窓から差し込む光を観察し、歓声をあげ喜んでいました。
 
 
(写真上:液体窒素でおもしろ実験)
(写真中:アントシアニンの不思議)
(写真下:光の万華鏡)
 

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