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寄附講座「次世代型養魚飼料開発ラボラトリ」を開講

[記事掲載日:16.06.02]

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 水産学部では、スクレッティング株式会社からの寄附による「次世代型養魚飼料開発ラボラトリ」設置の開講式を5月24日に行い、越塩俊介水産学部長、伊藤良仁スクレッテイング株式会社社長、ほか関係者が出席しました。
 本寄附ラボラトリの設置期間は、平成28年4月から平成30年3月までの2年間で、総額1千6百万円の寄附金を受け入れます。本寄附ラボラトリでは、近年、世界的な発展が期待されている水産養殖業分野において、深刻な問題となっている養殖飼料用原料である魚粉の不足を補うために、魚粉の代替となる良質なタンパク質素材を発見し、魚類の成長等生理機能を改善する飼料の開発を目的としています。
 本寄附ラボラトリの研究成果は、水産養殖業界の発展に対して多大な貢献が期待できるばかりでなく、研究には、学部の卒業研究あるいは大学院修士課程、博士課程で研究に従事する留学生を含めた多くの学生らが参画し、共同で作業にあたることから、研究のみならず国際共同教育における多大な効果も期待されます。
 
(写真:(左から)越塩学部長、伊藤社長)