大学院理工学研究科技術部 第50回地域連携活動 出前授業「おでかけ実験隊」を開催
[記事掲載日:16.06.20]
大学院理工学研究科技術部は、平成23年度から始めた地域連携活動の50回目(今年度第2回)として、6月10日に出前授業「おでかけ実験隊」を開催しました。
この活動は、ミッションの再定義(工学分野)をもとに、科学技術への興味を育む初等中等教育への出前授業の展開であり、子どもたちに科学実験やものづくりを体験してもらうことで、その面白さや達成感を味わい、少しでも科学やものづくりへの興味が促されることを目的としています。
今回は、技術部から6人が出向き、中郡小学校6年生56人の児童に対して、「液体窒素でおもしろ実験」、「浮沈子」の2テーマを実施しました。
演示形式での「液体窒素でおもしろ実験」は、液晶プロジェクタを使って説明しながら、花や軍手を液体窒素につけたり、凍ったビニールボールが割れる瞬間を見たりと、様々な実験を行いました。凍った花を手袋で握った児童は「パリパリしていてすごかった」、「気持ちいい音がする」と喜んでいました。最後に、床面に流した液体窒素の動きに驚いた様子でした。
その後、児童たちには「浮沈子」の体験実験を行ってもらいました。「浮沈子」では、子供たちにペットボトルとたれびんを使用したオリジナルの浮沈子を作ってもらい、物の浮き沈みについて学んでもらいました。浮沈子内の水量の調整に悪戦苦闘している子もいましたが、全員時間内に終わらせることができ、楽しみながら学んでいる様子でした。
これからも継続して地域の子供たちに科学やものづくりの面白さを伝えていけるよう活動していく予定です。
(写真上2枚:液体窒素でおもしろ実験)
(写真下1枚:浮沈子)
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