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附属小学校と台湾の小学校との英語交流始まる

[記事掲載日:16.06.23]

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 鹿児島大学教育学部附属小学校は、6月1日に台湾の国立台北教育大学附設実験国民小学校と英語交流の覚書きを締結しました。台湾で行われた締結式には、山下守附属小学校副校長が出席しました。
 覚書は今後3年間、両校がインターネット等により児童の英語交流を深めるという内容になっています。今後は、両校の外国語科が中心となり教職員交流を行う中で英語教育方法の充実を図り、実際の授業においては児童同士がインターネットを利用してコミュニケーションを図る機会を設けます。
 
 附属小学校では、2015年度から「教育課程特例校 外国語科」の文部科学省指定を受け、英語でのコミュニケーション能力の基礎を養うことを目的として研究実践を進めており、実践を通して、子どもを取り巻く言語環境が限られた中であっても、英語でのコミュニケーションが必要となる「相手」や「場面」の設定、自国や他国の言語や文化を体験的に理解するための「実際の交流」が重要なことを見出してきました。今後台湾との英語交流を通して、研究実践の更なる充実とともに、2020年度からの小学校英語教科化に向けて、小学校の英語教育の充実を図っていきます。
 
(写真:左から山下副校長、 林 正鳳台北教育大学附設実験国民小学校校長)