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公益財団法人米盛誠心育成会研究助成金贈呈式を開催

[記事掲載日:16.07.15]

 

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 7月13日、平成28年度公益財団法人米盛誠心育成会研究助成金贈呈式が鹿児島大学で行われました。
 同研究助成は、公益財団法人米盛誠心育成会から、主に工業分野において鹿児島県の資源、風土に立脚し、基礎的・学術的に優れた研究に対し研究助成金が贈られるものです。今年度は、新規6件、継続3件の研究が選考されました。
 
 贈呈式では、米盛庄一郎米盛誠心育成会理事長から研究者へ研究助成金目録が贈呈され、「皆さまの地道な研究が実を結び、その成果が広く普及することによりまして、鹿児島の発展に寄与することを願っております」と挨拶がありました。
 続いて、前田芳實学長から、「平成4年からの永きにわたるご支援に心より感謝します。今回、助成対象となった研究テーマは若手の研究者が代表者となっており、地域社会と密接に関連するものとして、鹿児島県の産業の発展に大いに貢献するものと期待されます。米盛誠心育成会の皆様方には今後ともご指導、ご支援を賜りますようお願いいたします」と謝辞が述べられました。
 助成対象者を代表して加藤太一郎助教から、「研究助成をいただき誠にありがとうございます。研究成果をあげるよう邁進し、大学を活性化させるために助成金を活用します」と謝辞が述べられました。最後に、藤田晋輔米盛誠心育成会理事から選考経過についての講評がありました。
 
(写真上:米盛理事長から研究助成金目録の贈呈)
(写真下:記念写真)
 
 

平成28年度 米盛誠心育成会研究助成対象研究テーマ

(新規6件)
  • 環境反応工学・単位操作研究グループ「新規卵白粉末の開発と機能強化に関する研究」(代表:理工学研究科(工学系) 中里 勉 准教授)
  • 農学部応用分子微生物学グループ「カツオに生息する有用微生物の獲得」(代表:農学部 鶴丸 博人 助教)
  • 「農薬の長期徐放が可能な安価なカプセル型農薬製剤の製造に必要な新規バイオインスパイア-ド技術の開発」(理工学研究科(工学系) 武井 孝行 准教授)
  • 「南九州や島嶼地域に自生する陸生・水生ホタルの遺伝子多様性解析」(理工学研究科(理学系) 加藤 太一郎 助教)
  • 「臭素系難燃剤を含む電子機器プラスチック廃材のリサイクルに関する研究」(理工学研究科(理学系) オルシェク・シルビア・イザベラ 特任助教)
  • 「ホイスラー合金に着目した高効率の熱電交換材料の開発」(理工学研究科(理学系) 重田 出 助教)
 
(継続3件)
  • 環境システムグループ「鹿児島県における副振動の発生予測に向けた長周期波監視システムの構築」(代表:理工学研究科(工学系) 齋田 倫範 准教授)
  • 青果物ポストハーベスト研究チーム「光照射による鹿児島産農産物の機能性増強と鮮度延長技術の提案」(代表:農学部 濱中 大介 准教授)
  • 「磁場による焼酎酵母菌成長制御の研究」(理工学研究科(理学系) 三井 好古 准教授)