トップページトピックス大学院理工学研究科技術部 第56回地域連携活動 九州電力と共同で「おでかけ理科教室」を開催

大学院理工学研究科技術部 第56回地域連携活動 九州電力と共同で「おでかけ理科教室」を開催

[記事掲載日:17.03.02]

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 大学院理工学研究科技術部と九州電力株式会社鹿児島支社広報グループは、子供たちに科学やものづくりへの興味を促すことや、電気エネルギー省エネ、環境問題に関する教育支援として、それぞれにおいて次世代層へ出前授業を実施しています。
 この度、両者の特色や知見を活かしてより効果的な授業内容とするため、2月27日に鹿児島市立武岡台小学校で「おでかけ理科教室」を共同実施しました。
今回は、武岡台小学校6年生55人の児童に対して、「液体窒素でおもしろ実験」、「発電の仕組み」、「エネルギー資源と消費」、「葉脈標本づくり」、「発電体験」、「感電体験」、「巨大空気砲」を実施しました。
 演示形式での「液体窒素でおもしろ実験」は、液晶プロジェクタを使って説明しながら、花や軍手を液体窒素につけたり、凍ったビニールボールが割れる瞬間を見たりと、様々な実験を行いました。実験の最後には、床面に流した液体窒素の動きに児童らは驚いた様子でした。
 エアロバイクを使った「発電体験」では、自転車をこいで発電し続けることの大変さを学び、「感電体験」では乾いた手と水にぬれた手に電流を流した時の違いを実感したようでした。「巨大空気砲」では、大きなうず輪が体育館の後方までとどくのを見て歓声をあげていました。
 これからも、継続して地域の子供たちに科学やものづくりの面白さを伝えていくために、共同での「おでかけ理科教室」を続けていく予定です。
 
 
(写真上:液体窒素でおもしろ実験)
(写真中:感電体験)
(写真下:(左から)鹿児島大学マスコットキャラクターさっつんと九州電力「みらいくん」)