トップページトピックス稲盛和夫鹿児島大学名誉博士像完成披露記念式典(除幕式)を挙行

稲盛和夫鹿児島大学名誉博士像完成披露記念式典(除幕式)を挙行

[記事掲載日:17.03.29]

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 鹿児島大学学習交流プラザ「進取の気風広場」に、本学工学部卒業生で本学名誉博士の稲盛和夫氏(現京セラ(株)名誉会長)の立像を建立しました。その記念式典(除幕式)を3月27日に行い、前田芳實学長、稲盛和夫名誉博士をはじめ、三反園訓鹿児島県知事、森博幸鹿児島市長、岩崎芳太郎鹿児島商工会議所会頭、江口正純同窓会連合会会長など約100名が出席しました。
 はじめに、前田学長から「本学の教育理念である『進取の精神』のシンボルとして、学生、教職員のさらなる飛躍の原動力となるとともに、稲盛和夫名誉博士の人間教育の神髄にも触れる機会になるものと期待しています」と立像建立についての挨拶がありました。三反園訓鹿児島県知事からの来賓者代表祝辞に続き、前田学長や稲盛氏らによる除幕が執り行われ、披露された立像に会場から盛大な拍手が送られました。
 
 これまで稲盛氏は、本学の経営協議会委員や学長諮問会議委員として運営に協力するとともに、科学技術を中心とした知的交流を促進するための「稲盛会館」の寄贈、人間力の総合的育成を目指す「稲盛アカデミー」の発足及び「稲盛アカデミー棟」の建設支援、学生支援のための稲盛奨学基金の創設など、本学の教育研究の発展に多大な貢献をされており、平成11年には本学第1号となる名誉博士の称号を授与されています。
 また、鹿児島県内の高校生や大学生などを対象に京都賞受賞者による「鹿児島講演会」の開催など、地域の教育及び国際交流の発展にも尽力されています。
 これらの長年の功績と貢献に敬意と謝意を表すとともに、後に続く本学や郷土の後輩たちにその功績を伝えるために立像を建立したものです。
 
(写真上:前田学長挨拶)
(写真中:三反園知事挨拶)
(写真下:除幕後集合写真)
※現在、芝生養生中のため立像周辺は立ち入り禁止となっています。