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大学院理工学研究科技術部 第61回地域連携活動 出前授業「おでかけ実験隊」を開催

[記事掲載日:17.07.03]

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 大学院理工学研究科技術部は、平成23年度から始めた地域連携活動の61回目(今年度第4回)として、6月23日に出前授業「おでかけ実験隊」開催しました。
 この活動は、ミッションの再定義(工学分野)をもとに、科学技術への興味を育む初等中等教育への出前授業の展開であり、子どもたちに科学実験やものづくりを体験してもらうことで、その面白さや達成感を味わい、少しでも科学やものづくりへの興味が促されることを目的としています。
 今回は、技術部から6人が出向き、中郡小学校6年生57人の児童に対して、「液体窒素でおもしろ実験」、「人工イクラ」の2テーマを実施しました。
 演示形式での「液体窒素でおもしろ実験」は、液晶プロジェクタを使って説明しながら、花や軍手を液体窒素につけたり、凍ったビニールボールが割れる瞬間を見たりと、様々な実験を行いました。凍った花を手袋で握った児童は「パリパリしていてすごかった」、「気持ちいい音がする」と喜んでいました。最後に、床面に流した液体窒素の動きに驚いた様子でした。
 その後、児童たちには「人工イクラ」の科学体験実験を行ってもらいました。「人工イクラ」では、子供たちにアルギン酸ナトリウム溶液と塩化カルシウム溶液を使用した人工イクラづくりを行ってもらい、化学の不思議について学んでもらいました。子供たちは様々な色や形の人工イクラを作っており、時間ぎりぎりまで全員に楽しく学んでもらえることが出来たと思います。
 これからも継続して地域の子供たちに科学やものづくりの面白さを伝えていけるよう、活動していく予定です。
 
 
(写真上:開会のあいさつ)
(写真中:液体窒素でおもしろ実験)
(写真下:人工イクラ)