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九州電力株式会社鹿児島支社広報グループと共同で「おでかけ理科教室」を開催

[記事掲載日:18.02.07]

 大学院理工学研究科技術部は、平成23年度から始めた地域連携活動の73回目(今年度第16回)として、1月31日に九州電力株式会社鹿児島支社広報グループと共同で「おでかけ理科教室」を実施しました。
 この活動は、大学院理工学研究科技術部と九州電力株式会社鹿児島支社広報グループとの協定(2017年2月1日)のもと、次世代層への理科の関心を高めるための科学実験やものづくり並びにエネルギー問題及び環境問題等に関する教育支援を通じて、地域社会の発展に貢献することを目的としています。
 今回は、技術部から職員6名が出向き、鹿児島市立武岡台小学校6年生49名の児童に対して、科学実験「液体窒素でおもしろ実験」と「巨大空気砲」、ものづくり「光の万華鏡」を実施しました。
 
 演示形式での「液体窒素でおもしろ実験」では、生花・風船・ゴムボールなどを使った実験をしました。また、液体窒素に浸けた生花を握りつぶす実験を、2名の児童に体験してもらいました。体験した児童からは、「気持ちが良かった」などの感想が出ました。
 ものづくり「光の万華鏡」では、分光シートを用いた万華鏡づくりを実施しました。その後、完成した万華鏡と用意したフルカラーLEDライトを使って、光の観察も行いました。混ざり合った光を、各々が作った万華鏡で観察し、光が分かれて見えることを体感しました。また、こちらが用意したフルカラーLEDライトに興味を示す子どもたちが多数いました。
 
 科学実験やものづくりにおいて、子どもたちの応答や反応も良く、積極的に科学やものづくりに取り組む姿勢が見られました。また、地域の企業と連携してこのような場を提供することができ、とても有意義な出前授業となりました。
 
 
(写真上:「液体窒素でおもしろ実験」の様子)
(写真下:光の万華鏡の様子)
 

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