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タイ・モンクット王工科大学ラカバン校と大学間学術交流協定を締結

[記事掲載日:18.05.18]

 5月14日、タイ・モンクット王工科大学ラカバン校のピアムサック・メナスヴェタ大学名誉役員一行が鹿児島大学を来訪し、大学間学術交流協定締結の調印式を行いました。

 調印式では、本学から、前田芳實学長、清原貞夫教育担当理事、伊牟田均監事、馬場昌範副学長(国際企画推進担当)ほか関係教員が出席しました。

 前田学長から、「私たちは、地球の温暖化、人口増加、食料や水の確保、感染症の脅威、巨大災害の発生、サイバー問題など、地球レベルの様々な課題に対し、国を超えて協力しあい解決する努力をしていかなければなりません。両大学が、協力しこれらの教育や研究に取り組むことで、世界の平和や福祉に貢献することが期待できます。」と挨拶がありました。

 前田学長の挨拶に続き、出席者紹介が行われました。その後、協定書に調印が行われ、最後にピアムサック・メナスヴェタ大学名誉役員から、「両大学が教育や技術的な協力により、農学、水産学やロボットテクノロジーなどの分野で研究を進めることが期待できます。」と閉会の挨拶があり、式を終了しました。

 タイ・モンクット王工科大学ラカバン校は、タイ国バンコク都ラートクラバン区に本部を置くタイ王国の国立総合大学で、学生数は、約25,000人。1964年に設立されました。本学とは、2016年4月に理工学研究科と部局間学術交流協定を締結し、これまで教員の相互訪問、学生交流、国際シンポジウムの共催等を通じて交流を推進してきました。今回、両大学の強い希望の中で理工学研究科の他、農学部や水産学部などと交流が期待されることから、本協定締結の運びとなりました。

 

(写真上:左からピアムサック・メナスヴェタ大学名誉役員、前田学長、馬場副学長)
(写真下:記念撮影)

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