第3回鹿児島大学グローバルセンターシンポジウムを開催
[記事掲載日:18.07.12]
鹿児島大学グローバルセンターは、鹿大「進取の精神」支援基金をもとに行われている三つの事業、学生海外派遣・留学生受入推進・若手研究者支援事業についての平成29年度の事業報告と今後の展望について議論する「第3回鹿児島大学グローバルセンターシンポジウム「鹿大『進取の精神』支援基金」学生海外派遣・留学生受入推進・若手研究者支援事業 平成29年度 事業報告と今後の展望」を7月9日に学習交流プラザ2階ホールにて開催しました。
シンポジウムは二部構成になっており、第一部では、学生海外派遣事業(長期派遣)から教育学部4年生の地下智隆さんによる報告「日本(鹿児島)を代表するグローバル教員のリーダーに~フィンランドとカンボジアでの授業実践による自己変容を通して~」、同派遣事業(中期派遣)から理工学研究科博士前期課程化学生命・化学工学専攻2年の宮崎優太さんによる報告「City College of NY 留学報告」、同派遣事業(地域貢献型海外研修)から担当教員である尾崎孝宏法文学部教授による韓国研修報告がありました。留学生受入推進事業からは、担当教員の市島佑起子グローバルセンター外国人留学生部門講師およびタイ国カセサート大学からの留学生IMPITAKS AMIND(エイマイ)さん、KHANJANTUEK CHUTIWAT(ネック)さんから報告がありました。若手研究者支援事業(地域貢献型若手教員海外研修支援)からは、鵜戸聡法文学部准教授による、台湾国立成功大学での研修報告が行われました。
第二部では、グローバルセンター長馬場昌範教授による「鹿児島大学国際化の基本方針」の内容説明と、それに基づく鹿児島大学国際化の方向性の説明の後、前田芳實学長による「21世紀版薩摩英国留学生派遣事業『UCL稲盛留学生』について」の報告が行われ、その後、前田芳實学長、清原貞夫教育担当理事、馬場昌範グローバルセンター長、畝田谷桂子グローバルセンター教授、中谷純江グローバルセンター教授によるパネルディスカッションが行われました。パネルディスカッションでは「鹿児島大学における地域や地域企業を活性化するグローバル人材像」について議論され、フロアからも活発な意見が出されました。
当日は、登壇者14名(学長、教育担当理事、教員8名、学生4名)、地元企業を含む支援会関連の方々15名、教員16名、職員38名、学生3名の合計86名の参加者があり、ご支援、ご協力いただいている方々への報告および今後の展望について方向性を示すことができたシンポジウムとなりました。
(写真上:シンポジウムの様子)
(写真中:パネルディスカッションで意見を述べる前田芳實学長)
(写真下:参加者との意見交換)
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