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学術講演会「南九州におけるウイルス感染症とその制御に向けた挑戦」を開催

[記事掲載日:18.09.12]

 日本学術会議 九州・沖縄地区会議主催、鹿児島大学共催の学術講演会「南九州におけるウイルス感染症とその制御に向けた挑戦」が鹿児島大学稲盛会館キミ&ケサメモリアルホールにて開催され、学内外から110名の参加がありました。

 本学術講演会は、日本学術会議 九州・沖縄地区会議が、地域の求める情報に即したテーマを設定し、毎年2回、九州各地で実施しているものです。

 日本学術会議の武内和彦副会長と鹿児島大学の前田芳實学長の挨拶に続いて、4名の研究者により、HTLV-1による成人T細胞白血病・リンパ腫(ATL)やHAM、鳥インフルエンザ、そしてダニ咬傷による重症熱性血小板減少症候群(SFTS)といったウイルス感染症とその制御を目指す取り組みについて講演が行われました。

 各講演後には参加者との質疑応答の時間も設けられ、有意義な学術講演会となりました。

                                            

【プログラム】

 <テーマ>「南九州におけるウイルス感染症とその制御に向けた挑戦」

  (講演1)「人類は成人T細胞白血病・リンパ腫を克服できるか?」

    難治ウイルス病態制御研究センター 教授 石塚 賢治

  (講演2)「HTLV-1で起こる神経難病:HAM」

    難治ウイルス病態制御研究センター 教授 久保田 龍二

  (講演3)「鳥インフルエンザの制御を目指して」

    共同獣医学部 准教授 小澤 真

  (講演4)「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)とその治療薬に関する研究」

    難治ウイルス病態制御研究センター 教授 馬場 昌範

 

(写真上:武内日本学術会議副会長の挨拶)

(写真中:前田学長の挨拶)

(写真下:講演会の様子)

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