トップページトピックス熊本大学と合同設置する 「ヒトレトロウイルス学共同研究センター」に関する協定を締結

熊本大学と合同設置する 「ヒトレトロウイルス学共同研究センター」に関する協定を締結

[記事掲載日:19.03.22]

 鹿児島大学と熊本大学は、3月18日、熊本大学において、4月に両大学が合同設置する「ヒトレトロウイルス学共同研究センター」の編成及び運営に関する協定を締結しました。
 
 この「ヒトレトロウイルス学共同研究センター」は、鹿児島大学難治ウイルス病態制御研究センターと熊本大学エイズ学研究センターを統合・再編し、その有する資源を有効に活用することによって、世界的課題である「難治性ウイルス(HIV-1、HTLV-1、HBV及びその他の関連する難治性ウイルス)感染症」について、感染予防と治癒を目指した世界的・全国的な研究及び教育の総合的推進を図るために新たに設置するものです。
 
 同センターは、単なる大学間の連携・協力による運営ではなく、両大学が一体となって運営する研究組織を設置するもので、各大学の抱える人的・財的問題を解消し、新たな研究拠点を構築・活性化するための画期的な取組みです。
 
 同センターの合同設置により、新たなワクチンや治療薬の開発、若手研究者の育成、海外研究機関との連携強化など、難治性ウイルス感染症の撲滅を目指した研究及び教育が活発化することが期待されます。
 
 協定書締結式では、前田 芳實鹿児島大学長と原田 信志熊本大学長が協定書に署名し、新センターの編成や運営に関する重要事項について、確認しました。
 

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協定書に署名する、前田鹿児島大学長(右)と原田熊本大学長(左)

 

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署名後に握手を交わす、前田学長(右)と原田学長(左)

 

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両大学関係者