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農学部附属高隈演習林で「山神祭」を執り行いました

[記事掲載日:19.10.15]

 10月3日、農学部附属高隈演習林で山神祭を行いました。山神祭は山林作業の無事と森の収穫を祈り感謝する儀式で、わが国の森林・山村での古くからの伝統的な行事です。山神祭には、演習林の教職員だけでなく演習林に関係する様々な人が集います。今年は、佐野 輝学長が初めての高隈演習林視察を兼ね、山神祭に参列しました。また、岩井 久理事(企画・社会連携担当)、農学部から北原 兼文副学部長、寺岡 行雄副学部長、瀬戸口 浩総務課長らが参列しました。さらに今年は初めて尾脇 雅弥垂水市長にもお越しいただき、佐野学長と尾脇市長の初顔合わせの機会にもなり、盛大な山神祭となりました。
 
 
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佐野学長、尾脇垂水市長ら
 
 
 当日は、始めに事務所にて、佐野学長および尾脇市長に高隈演習林の概要を説明するとともに、意見交換を行いました。本学と垂水市は2009年より包括連携協定を結んでいることや、高隈演習林は垂水市の面積の19%を占め、昔から隣接する大野集落との関係が深いこと、大野集落や演習林で行われている自然学校活動や地域づくり活動に演習林や本学学生が大きく貢献していること等が共有されました。
 
 
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意見交換の様子
 
 
 その後、山の神広場に移動し、演習林関係者一同が集う厳粛な雰囲気の中で神事が執り行われました。神事終了後、佐野学長らは演習林を視察。キャンプ場での森林環境教育の取組や他大学利用である共同利用、高性能林業機械を用いた木材生産の現場、3年前の台風災害とその後の復旧状況、演習林に隣接する大野集落の様子等を視察しました。最後は演習林産木材がふんだんに使用されている学生宿舎の内装も見学しました。
 
 夕方からは関係者らが宿舎で直会を行いました。山神祭は、演習林の教職員を含め多くの関係者で安全を祈念する1日となったと同時に、年に一度の楽しい交流の機会にもなりました。
 
 
 
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山神祭の様子
 
 
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高隈演習林を視察する佐野学長
 
 
 

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