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理工学研究科技術部が武岡台小学校で「おでかけ理科教室」を実施

[記事掲載日:19.12.03]

 大学院理工学研究科技術部は、平成23年度から始めた地域連携活動の95回目(今年度第10回)として、11月19日に鹿児島市立武岡台小学校で九州電力と共同で「おでかけ理科教室」を実施しました。

 
 この活動は、大学院理工学研究科と九州電力株式会社鹿児島支社広報グループとの協定(2017年2月1日)のもと、次世代層への理科の関心を高めるための科学実験やものづくり並びにエネルギー問題及び環境問題等に関する教育支援を通じて、地域社会の発展に貢献することを目的としています。
 
 今回は、技術部から職員5名が出向き、2限目から4限目にかけて6年生2クラス42名の児童を対象に、「発電体験・感電体験」(以上、九州電力が企画)と、「液体窒素でおもしろ実験」・「光の万華鏡」・「巨大空気砲」(以上、本技術部が企画)を実施しました。
 
 まず、演示形式で「液体窒素でおもしろ実験」を実施。本実験では、“ものの状態変化”や“液体窒素”について学んでもらうと同時に、実際に液体窒素を使った実験を3名の児童に体験してもらい、科学実験の楽しさや不思議さを体感してもらいました。次に、「光の万華鏡」と「発電体験・感電体験」に分かれて、それぞれをクラス単位で体験してもらいました。
 
 本技術部企画の「光の万華鏡」では、分光シートを用いた万華鏡づくりを行い、ものづくりの楽しさを体験してもらいました。また、児童たちが自分で作った万華鏡とこちらで用意した3色LEDライトを使って、“分光”について学習しました。九州電力企画の「発電体験・感電体験」では、エアロバイクを漕いでレーシング人形を動かし競い合う楽しく発電する体験や、微弱電流による安全な感電を体験してもらい、電気の大切さや正しい知識について学習しました。
 
 九州電力株式会社鹿児島支社広報グループと共同での「おでかけ理科教室」は、今年度で4年目(今回を入れて計11回実施)となります。今後も、双方の特色や知見を活かしてより効果的な授業ができるように、活動を続けていく予定です。

 

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液体窒素でおもしろ実験
 

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光の万華鏡

 

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巨大空気砲