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台湾国立高雄科技大学と合同オンライン講演会を実施

[記事掲載日:20.10.01]

 9月23日、台湾の国立高雄科技大学と鹿児島大学が、Web会議システム Zoom を活用した講演会を合同開催しました。高雄科技大学は、本学と大学間学術交流協定を締結している協定校であり、これまで両大学では、協定校留学による学生の交換や短期海外研修の派遣、受入れ等を行ってきました。

 

 本学の牧野 暁世特任助教(キャリア形成支援センター/前産学・地域共創センター)を講師とし、「地域キャリア・インターンシップにおける地域貢献機能とインターンシップ専門人材の役割」という演題で講演を実施し、高雄科技大学からは台湾における地方創生プロジェクトに関わる11名の教職員が、本学からは森田 豊子特任准教授(グローバルセンター)が参加しました。

 

 今後、地域共創という共通の目標を掲げている両大学の共同研究等の協力が計画されていることから、高雄科技大学の要請で、牧野特任助教を中心に4年前から構築・実施してきた「地域キャリア・インターンシップ」制度の概要、評価、地域貢献機能、制度に欠かせないインターンシップ専門人材の役割と今後の課題についての講演が実現しました。

 主たる受入先である鹿児島県内企業と学生のマッチング、受入先の現状や課題を理解する事前学習、夏季休暇中の現場研修、学びの振り返りと発表用資料作成を行う事後学習、さらに成果報告会までつながる、1年をかけたインターンシップ事業について話を聞いた国立高雄科技大学の参加者からは、今後、同大でも同様のインターンシップを行う際に大変参考になるとの声が上がりました。高雄科技大学とは今後も引き続き共同研究等を行う予定です。

 

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講演会の様子