奄美大島及び徳之島の世界自然遺産推薦地に関する連携協定を締結
[記事掲載日：20.10.26]
10月26日、鹿児島県庁にて、環境省沖縄奄美自然環境事務所、鹿児島県、国立大学法人鹿児島大学及び国立研究開発法人国立環境研究所生物・生態系環境研究センターは、4者で奄美大島及び徳之島の世界自然遺産推薦地に関する連結協定を締結しました。
本協定は、世界自然遺産推薦地のうち奄美大島及び徳之島において、4者の連携のもと、長期的な調査研究を促進し、両島の自然環境・文化等に関する科学的・専門的知見を蓄積しながら、モニタリングや科学的な管理の基盤を整備し、世界自然遺産推薦地の保全管理に貢献するとともに、これらの知見やフィールドを活用し、奄美群島国立公園の生態系管理型及び環境文化型の保全管理の担い手となる人材育成を図ることを目的とするもの。
締結式は、環境省沖縄奄美事務所による協定の概要説明、4者による協定書への署名に続き、塩田 康一 鹿児島県知事、東岡 礼治 環境省沖縄奄美自然環境事務所長、佐野 輝 鹿児島大学長、山野 博哉 国立研究開発法人国立環境研究所生物・生態系環境研究センター長から挨拶があり、今後の奄美大島及び徳之島における活動予定や取組、対象地域へ寄せる期待などについて述べられました。
今後は4者が相互に連携・協力し、それぞれの資源や機能などの活用を図りながら、奄美大島及び徳之島の世界自然遺産推薦地の保全管理への貢献、保全管理に係る人材育成を目指していきます。
協定書に署名する佐野 輝鹿児島大学長
4者協定書を掲げ記念撮影（左から山野 博哉 国立研究開発法人国立環境研究所生物・生態系環境研究センター長、佐野 輝 鹿児島大学長、塩田 康一 鹿児島県知事、東岡 礼治 環境省沖縄奄美自然環境事務所長）
記者会見で記者の質問に答える佐野 輝 鹿児島大学長