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【医学部保健学科】チーム医療実習「離島でのバーチャル家庭訪問を教材とした専門職連携ヘルスアセスメント教育」発表会を実施

[記事掲載日:20.10.30]

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 医学部保健学科は、大学の世界展開力強化事業において「島嶼へき地医療コース」を担当し、グローカル人材(グローバルな視点を有する地域人材)の育成に取り組んでいます。
 現在、チーム医療実習は、コロナ禍の影響で予定していた離島実習が計画通り実施できない状況にありますが、この度、三島村のご協力を頂き、離島に居住する高齢者宅へのバーチャル家庭訪問による動画教材を作成し、動画教材を用いて保健学科3専攻合同で実施することができました。
 本チーム医療実習では、ディスカッションした内容を3専攻合同による学生グループ(1グループ6~7名)でZoomを用いた遠隔形式で発表を行い、三島村役場職員およびバーチャル家庭訪問教材のモデル対象者(80代男性)にも発表を拝聴いただき、総評を頂きました。
 
 今後、今回作成したバーチャル家庭訪問教材をコロナ禍における専門職連携教育の教材、離島における在宅ヘルスケアの教材として活用を検討、また、「大学の世界展開力強化事業」の教材として、米・韓の学生との合同の実習を想定した多言語化の教材への発展も検討しています。
 今回のチーム医療実習を通じて、学生の価値観や主体性、異文化適応性などの実習実施前後での変化を解析する予定でおり、本学における島嶼へき地医療のチーム医療教育の発展に役立てたいと考えます。
 
 今回ご協力いただきました三島村の関係者の皆様、深く御礼申し上げます。
 
 
【バーチャル家庭訪問教材作成について】
 9月25日~27日に、看護学専攻、理学療法学専攻、作業療法学専攻の教員が三島村に居住の高齢者宅を訪問し、看護学、理学療法学、作業療法学の視点から聴取した情報や健康関連情報を含む動画(60分程度)を作成し、チーム医療実習の教材作成のための撮影を行いました。(協力:斯文堂)
 
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保健学科教員とカメラマンによる撮影の様子
 
 
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教材作成のためのバーチャル家庭訪問の撮影
(モデル:三島村在住の80代男性)
 
 
【学生のチーム実習および発表までの流れ】
 実習は、10月23日、26日、27日の3日間。
1日目には大学内での対面によるオリエンテーションを行い、2〜3日目は遠隔実習(学生は自宅から受講するオンライン形式の授業)。
 医学部保健学科4年生(116名)は、自宅から各々約1時間のバーチャル家庭訪問動画教材を視聴し、バーチャルでの家庭訪問から得られる情報を基に、専門職の視点から対象者の在宅ヘルスケアに関するアセスメント(評価)を行いました。その後、Zoomを用いた遠隔授業システムで3専攻合同による学生グループ(6~7名)でアセスメントに基づく、各専門職の立場からの支援方法や対象者のウェルネスについてディスカッションを行い、発表資料を作成。
 最終日となる3日目の午後は、各グループからのディスカッション内容について、Zoomによる遠隔形式で発表(1グループ5分間)を行い、発表の様子は、三島村役場職員およびバーチャル家庭訪問教材のモデル対象者(80代男性)に大学内の講義室で聴講後、感想や総評を頂きました。
 
 
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オンラインでの学生発表会の様子
(三島村職員、モデル対象者、教員は講義室で聴講)