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鹿児島大学認定ベンチャー(株)スディックスバイオテックがインフルエンザと新型コロナウイルスのPCR検査キットを開発・販売へ

[記事掲載日:20.11.19]

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 鹿児島大学認定ベンチャーの株式会社スディックスバイオテック(所在地:鹿児島県鹿児島市)は、独自の糖鎖ナノ粒子を用いて、インフルエンザ(A型・B型)と新型コロナの3種のウイルスを同時に測定できる検査キットの開発に成功し、10月23日に製造販売承認、11月11日に保険償還されることが決定し、11月17日に記者発表しました。
 
 今回保険適用された製品は、我が国ではじめて唾液を検体として利用できるA/BインフルエンザウィルスとSARS-CoV-2の同時PCR検査キットです。
 
 特長としては、開発中の高速PCR測定機を使用した場合、全てのプロセスを1検体あたり20分以内に完了できることや、これまでの鼻腔に綿棒を挿して行う検体採取に比べ唾液を用いることにより医療従事者の感染リスクが少なく、患者にも優しい方法であることです。また、これらを可能にした技術は、糖鎖ナノ粒子によるウイルス濃縮であり、これまでのインフルエンザのウイルス検出の主流である抗原検査と比較して50万倍の感度があることから、唾液検体においても高い診断能力を有しております。
 
 これによりSARS-CoV-2検査に対応しつつ、インフルエンザ検査についても従前の抗原検査に比べて高い診断精度と早期対応による重症化の回避が期待されます。
 
 
▼イメージ図
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 記者発表において、同社の隅田泰生代表取締役社長(理工学研究科教授)は、「迅速かつ精度の高い本検査キットによる新型コロナやインフルエンザのウイルス検出体制を『鹿児島モデル』として全国に展開していきたい」と抱負を述べました。
 なお、本検査キットは11月末から順次発売を開始します。
 
 
 
 
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挨拶する岩井 久 理事(企画・社会連携担当)
 
 
 
 
 
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概要説明と記者からの質問に応答する隅田 泰生 代表取締役社長(理工学研究科教授)