トップページトピックス【水産学部】第1回こしき祭り開催 ~キビナゴ編~

【水産学部】第1回こしき祭り開催 ~キビナゴ編~

[記事掲載日:21.07.28]

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 7月26日、鹿児島大学水産学部では水産学部食堂にて、第1回「こしき祭り」と題しキビナゴを食材としたイベントを開催しました。

 これは、水産学部水産経済学分野鳥居享司准教授が中心となり、共同研究先の日笠山水産様・local coordinator伊原友寛氏と一緒に、「食」を通して水産業に関心をもってもらいたい・将来水産業に関する職に就いて日本の水産業を支えてほしい、という趣旨の下、生活協同組合のご協力を得て企画立案されたもの。

 

 学生に加え、教職員・漁業関係者など多くの方が、「数量限定メニュー(きびなごの漬け飯(308円)・きびなごの南蛮漬け(88円)・きびなごの天ぷら(88円)・きびなごの唐揚げ(88円)※いずれも税込)」を求めて会場を訪れました。

 

 SNSにより知ったという近くで漁業を営む山口 東洋一(やまぐち とよかず)さんは「きびなごの漬け飯をいただいたが、食感もしっかり残っており臭みもなく美味しかった。漁獲した食材をおいしく提供できるこういう場は素晴らしい、理想的。」と嬉しそうに完食。また、水産学部4年原田 善広(はらだ よしひろ)さんと同3年二見 桃花(ふたみ ももか)さんは揃って「漬け飯をいただいた、とても美味しかった。刺身も食べたい。」と、さらに同4年中園 晋也(なかぞの しんや)さんは「地元が鹿児島、懐かしい味がした。」と話してくれました。

 このイベントは7月30日まで水産学部食堂で数量限定メニューで開催します。是非お越しください。

 

 水産学部HPはこちら

 鳥居研究室HPはこちら

 

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(提供される数量限定メニュー)

 

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伊原氏(左)と鳥居先生(右)

 

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(数量限定メニューを味わう学生ら)

 

鳥居准教授:コロナ禍において、以前からお付き合いのある日笠山水産様と地元の食材を使い地元で消費するため、なにかできないか模索している中で生まれた企画で、協力いただいた生協をはじめ色々な方に感謝したい。学生には「安い・旨い」だけでなく、地元の水産業や生産地への関心高揚、さらには将来、水産業界に携わるためのきっかけのひとつになってくれればうれしい。
 
日笠山水産株式会社代表取締役日笠山誠社長:
自分の会社は6次産業。地元の方に「美味しく」食べてもらうのが一番。こしき島で一緒に漁に出ましょう!