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【オンライン】第3回IRセミナーを開催

[記事掲載日:22.03.07]

  • topics-SDGs-09(産業と技術革新の基盤を作ろう)
  • topics-SDGs-12(つくる責任つかう責任)

 2月10日、オンラインによるIRセミナーを開催し、役員・教職員など約120名が参加しました。
 本学でのIRセミナーの開催は今回が3回目であり、令和元年度にトップセミナーとして開催して以降、令和2年度に開催したセミナーより全教職員を対象とし、今年度も前年度同様、全教職員を対象に開催したものです。
 昨今の大学においては、IR (Institutional Research)を経営支援の他、教育研究の質向上、学生支援などに活用する機運が高まっています。また、従来の大学評価等に用いられる基本情報の収集とその公開が順次実施されるほか、新たに内閣府エビデンスシステム(通称、e-CSTI)はじめ研究パフォーマンスや社会的インパクト等に関する情報の可視化が進められています。
 今回は、「IRに活用できる公開情報について ~研究、社会貢献活動の可視化の取組事例~」と題し、IRセンターの浅野 茂 特任教授(クロスアポイントメント教員)による講演が行われました。
 浅野特任教授は、講演の中で参加者にIRや研究、社会的インパクト評価に係る認識についてのアンケートを実施し、回答結果をリアルタイムで可視化して結果を共有したり、e-CSTIや文部科学省科学技術・学術政策研究所(NISTEP)が公開しているサイエンスマップを画面共有により紹介し、それらを実際に操作しながらオンライン会議システムの特性を活かし、わかりやすく解説されました。
 さらに、講演では、ベンチマーキングの実践事例などを交えながら、IRの取組を推進していく際の公開情報の活用方法について紹介があり、参加者は、研究や社会貢献活動を展開し、結果を適切に可視化するうえでの公開情報の有用性や留意点などについて考える機会となりました。

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e-CSTIを活用したIR活動の実践事例の解説

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NISTEPサイエンスマップを活用したIR活動の実践事例の紹介


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講演する浅野特任教授

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セミナー終了後に講評を行う佐野学長