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起業家支援に関する相互協力の覚書を締結

[記事掲載日:22.03.30]

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 本学と国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、本学発スタートアップの創出に向けた支援やスタートアップ支援人材の育成などに連携して取り組むことに合意し、相互協力の覚書を締結しました。両者は、ビジネスプランコンテストなどを通じて大学発スタートアップの創出を促進するほか、スタートアップ支援やオープンイノベーション推進のための人材育成などを実施していく予定です。
 このような取り組みにより、スタートアップエコシステムのさらなる裾野拡大やイノベーション創出環境の整備に貢献していきます。

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1.目的
鹿児島大学とNEDOが有する人材育成、産学官連携機能等を相互に活用し、起業家教育、新技術の企業化等の分野において連携を図ることにより、科学技術イノベーション力の向上及び人材育成に貢献することを目的とします。

2.概要
産業技術におけるイノベーションの担い手として知的財産や研究開発成果などの技術シーズを有する大学への注目が高まる中、それらを社会実装する手段として、大学発スタートアップの創出・育成が重要視されています。NEDOはこれを踏まえ、大学発スタートアップや起業家への支援に積極的な大学と相互協力について覚書を順次締結し、大学と連携したスタートアップ支援に取り組まれています。
この一環として本日、鹿児島大学とNEDOは、鹿児島大学発スタートアップの創出に向け、相互協力する覚書を締結しました。ビジネスプランコンテストなどによるスタートアップの創出促進のほか、スタートアップ支援やオープンイノベーション推進のための人材育成などに取り組む予定です。
鹿児島大学とNEDOはこうした取り組みを通じて、研究開発型スタートアップが次々と誕生し成功事例を積み重ねていくスタートアップエコシステムのさらなる裾野拡大と、イノベーション創出環境の整備に貢献していきます。

3.覚書の内容
 【1】大学発スタートアップ創出に向けた活動の活性化
 【2】研究開発型スタートアップのための伴走型支援人材やオープンイノベーション推進人材の育成
 【3】NEDOカタライザー※の派遣
 ※NEDOが委嘱した、スタートアップ支援経験の豊富な有識者(技術経営アドバイザー)です。