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「焼酎マイスター養成コース」第11期 開講式を開催

[記事掲載日:22.05.18]

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 鹿児島大学は、5月14日、「かごしまルネッサンスアカデミー焼酎マイスター養成コース開講式を開催しました。
 第11期生は、鹿児島県内33名、鹿児島県外20名、国外1名あわせて54名です。20歳から65歳までと年齢層が幅広く、女性も過去最多24名です。開講式には、20名がオンラインで、34名が対面で参加しました。

 「かごしまルネッサンスアカデミー」は、平成18年度から22年度まで、文部科学省科学技術振興調整費「地域再生人材創出拠点の形成」により実施された人材育成プログラムで、平成24年からは履修証明制度に基づく社会人向けの人材養成事業として再スタートしています。
 その中のプログラムの1つである「焼酎マイスター養成コース」は、焼酎製造業に関わる人、酒類販売や飲食業に携わる人、さらには観光業や自治体職員等、焼酎を通じて鹿児島の魅力を発信する総ての人を対象としたものです。 

 開講式では、岩井 久理事からの挨拶に引き続き、焼酎マイスター養成コースにご支援いただいている鹿児島県酒造組合の濵田 雄一郎会長からオンラインでのご挨拶があり、NPO法人FBO(料飲専門家団体連合会)並びにSSI(日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会)の日置 晴之副理事長からは、「本格焼酎の素晴らしい商品特性の理解をすること、正しい飲み方を理解することで日本の国酒である、本格焼酎・泡盛の真の伝道師となり、より一層ご活躍されることを祈念する」とご挨拶いただきました。



20220518syochu01.jpg岩井 久鹿児島大学企画・社会連携担当理事・副学長挨拶

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濵田 雄一郎鹿児島県酒造組合会長挨拶

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日置 晴之料飲専門家団体連合会副理事長挨拶



 また、本コース修了生の焼酎マイスターの方々が結成した「 NPO法人かごしま焼酎マイスターズクラブ」鮫島 吉廣理事長からご挨拶と同クラブのご案内がありました。また、本コースの主催学部として橋本 文雄農学部長からの挨拶の後、最後に、受講生を代表して中川 智氏が「54名全員が修了できるように皆さんで頑張っていきたい」と決意を述べられました。

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鮫島 吉廣NPO法人焼酎マイスターズクラブ理事長挨拶

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橋本 文雄 農学部長挨拶

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中川 智 氏による受講生代表挨拶


 開講式終了後は、オリエンテーションが行われ、昼食を挟んで、講義「芋焼酎の歴史」が行われました。2022年12月まで65コマ97.5時間の講義が行われ、翌年1月28日の修了式を目指します。
 また、同日、第10期修了生の希望者を対象としたSSI(日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会公認「焼酎唎酒師」の資格試験も別会場で行われました。


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