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第3回かごしまTechミーティングを開催

[記事掲載日:22.08.23]

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 南九州・南西諸島域イノベーションセンターは、8月18日、かごしまTechミーティングを鹿児島市と共に開催しました。同イベントは、大学が持つ先端技術を知ってもらう、産学連携のきっかけづくりのためのオープンな場を目指すものです。第3回となる今回は、農学部農業生産科学科の豊 智行教授をゲストスピーカーに迎え、「食品輸出のバリューチェーン構築に向けて」というテーマで開催しました。


 豊教授は、食品輸出のバリューチェーン(価値連鎖)とは何か、その概念を踏まえて、農産物・加工食品の輸出に関わる生産・加工業者、流通業者等の事業者が、どのような点に留意して輸出事業に取り組み、事業者間で連携していくと、個別の輸出事業の安定成長と地域の経済成長に結び付けることができそうなのか等々について講演しました。
 同ミーティングへは、食品の輸出に関心のある青果卸業、金融業、商社、翻訳業など、多種多様な6社の方々に参加いただきました。食品輸出の疑問や問題、課題を抱えている事業者の方々からは、講演中も質問があり、講演終了後も活発な意見交換や参加者同士での情報交換が行われるなど、大変盛り上がり、産学連携につながる有意義なミーティングとなりました。


 南九州・南西諸島域イノベーションセンターでは、地域に産学の出会いの場を創り、事業者と研究者をつなぐために、今後も研究シーズおよび研究者情報の提供や、交流の促進を図ることとしています。