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【病院】鹿児島県から「基幹型認知症疾患医療センター」に指定されました

[記事掲載日:22.09.08]

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 鹿児島大学病院は、鹿児島県から令和4年9月1日付けで、認知症疾患医療センター(基幹型)の指定を受け、同日より稼働を開始しました。

 認知症疾患医療センターは、認知症の早期診断、早期対応のための体制の充実を図るため、国・県を挙げて整備が進められている機関で、基幹型、地域型、連携型に分類され、鹿児島県では、これまで9つの地域型と2つの連携型が稼働しています。
 また、3つの分類の中でも基幹型は、全国で17ヶ所(令和4年3月時点)設置されており、各都道府県全域を活動圏域としています。県内唯一の基幹型である当センターは、県内の地域型や連携型を統括して認知症診療レベルの向上を目指すなど、県内の認知症医療の中心的役割を担うことが期待されています。



 当センターでは、鹿児島県全体における認知症疾患の保健医療水準の向上を目的に、以下のような業務を行い、特に高度診断に力を入れていくこととしております。

  • より専門的な検査や判断を必要とする認知症の鑑別診断
  • 認知症に関する地域連携推進
  • 認知症に関する相談業務の実施

20220908kikangata01.jpg(写真右から)
中村 雅之 センター長(神経科精神科部門科長)
脇 早 センター専従 精神保健福祉士
石塚 貴周 副センター長(神経科精神科 病棟医長)


基幹型認知症疾患医療センターはこちら(鹿児島大学病院HP