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【男女セ】男女共同参画トップセミナーを開催

[記事掲載日:22.10.19]

  • topics-SDGs-03(すべての人に健康と福祉を)
  • topics-SDGs-05(ジェンダー平等を実現しよう)
  • topics-SDGs-08(働きがいも経済成長も)
  • topics-SDGs-10(人や国の不平等をなくそう)
  • topics-SDGs-17(パートナーシップで目標を達成しよう)

 令和4年9月8日、木部暢子氏(大学共同利用機関法人人間文化研究機構長)を講師として令和4年度男女共同参画トップセミナーをオンラインにより開催しました。本セミナーは、文部科学省科学技術人材育成費補助事業ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ事業(先端型)/令和2年度選定を受け、「女性リーダーの活躍がさらなる大学活性化に繋がる」を演題としてオンラインで行われたもので、佐野輝学長をはじめ役員、教職員、学外関係者等148名が参加しました。
 導入として、講師が機構長を務めている大学共同利用機関法人人間文化研究機構についての説明の後、鹿児島大学に在籍していた22年間の経験が時系列に説明されました。その中でも国立大学法人化や第1期中間目標・計画暫定評価への対応は大きな経験であり、苦労も多かったがそこでの経験が現在の基盤・基軸になっているため、これまでの組織運営の蓄積が非常に重要であることが話されました。また、これまで様々な機関で長を務めてきたが、女性であることで不都合・不利益を感じたことはない、と力強く話され、女性の役職者が増えない状況を鑑みると、男女共同参画について考え方を改める必要があり、今後は、ジェンダー、ダイバーシティからインクルージョンへと考え方の転換が必要となり、それにより社会・組織が強くなるとの見解が述べられました。
 セミナー後半には質疑応答の時間が設けられ、ロールモデルや評価方法など幅広く活発な意見交換が行われ、今後、誰もが活躍できるインクルーシブな組織作りを進めていくための大変有意義なセミナーとなりました。
 本セミナー受講後のアンケート結果はこちらをご覧ください。

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挨拶する佐野学長



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木部暢子氏による講演の様子