トップページトピックス【情報基盤C】衛星データプラットフォームTellusを活用した赤潮対策AI開発実証を開始

【情報基盤C】衛星データプラットフォームTellusを活用した赤潮対策AI開発実証を開始

[記事掲載日:22.11.11]

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 本学情報基盤統括センターは、オーシャンソリューションテクノロジー株式会社、双日九州株式会社、鹿児島県と共同で、経済産業省の「令和4年度産業技術実用化開発事業費補助金(衛星データ利用環境整備・ソリューション開発支援事業)」に令和4年9月14日付けで採択され、地域課題である赤潮の被害回避を目指し、衛星データプラットフォーム「Tellus(テルース)※」を活用した赤潮の移動先を予測するAIアプリを開発し実証を開始しました。
 本実証では、鹿児島県内の漁協と協力して、過去の衛星データと定点観測データによる赤潮移動拡大傾向の情報提供を開始し、赤潮被害回避のための参考情報となるAIを開発します。令和4年8月には、赤潮により鹿児島県内で養殖魚3万匹を超える被害が発生しており、本実証を通じて、赤潮被害回避への貢献が期待されます。

 詳しくはこちらをご覧ください。


※衛星データプラットフォーム「Tellus(テルース)」
衛星データを利用した新たなビジネスの創出促進を目的とし、経済産業省事業として、双日株式会社の主要グループ会社であるさくらインターネット株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:田中 邦裕)が開発・運用する日本発の衛星データプラットフォームです。衛星データや衛星データ処理に役立つさまざまなアルゴリズム、開発環境をクラウド上で提供するほか、衛星データ活用のためのトレーニングおよびデータ分析コンテストなどの教育コンテンツ、Tellusの取り組みや衛星データの活用事例を紹介するオウンドメディアといった機能を有しています。