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「焼酎マイスター養成コース」第11期修了式を開催

[記事掲載日:23.02.03]

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 1月28日、かごしまルネッサンスアカデミー焼酎マイスター養成コース第11期修了式及び焼酎マイスター認定証授与式をオンラインと併せて開催し、鹿児島県内外(離島含む)・海外からの受講生51名の「焼酎マイスター」が誕生しました。同コースは、学校教育法に基づく総時間数60時間以上の教育プログラム「履修証明プログラム」を利用したもので、修了者51名が、9カ月(97.5時間)にわたり、「焼酎の基礎」「焼酎の商品知識」「焼酎マーケティング」等を学び、焼酎について幅広い知識を習得しました。

 当日は、岩井 久理事(企画・社会連携担当)から履修証明書が、鹿児島県酒造組合・濵田 雄一郎会長がオンライン出席のため、代わりに農学部附属焼酎・発酵学教育研究センターの髙峯 和則教授から酒造組合が認定する焼酎マイスター認定証が、修了者代表10名に手渡されました。
 岩井理事は挨拶の中で、「アカデミーを修了された皆様方が、鹿児島の活性化・発展のための原動力となり活躍されることを期待する。」とお祝いの言葉を贈りました。同コースの運営に対しご支援いただいた鹿児島県酒造組合の濵田会長からは、「焼酎マイスターの称号を活用し、鹿児島県の多様な魅力を多くの人に発信していただき、消費者との橋渡しになっていただき、鹿児島本格焼酎の魅力をアピールして、なお一層盛り上げていただきたい。焼酎マイスター養成コースが国内外に開かれ、焼酎王国鹿児島を盛り上げる多彩な人材が輩出されることを期待申し上げる。」と激励の言葉が贈られました。また、料飲専門家団体連合会の日置 晴之副理事長と、かごしま焼酎マイスターズクラブの鮫島 吉廣理事長からは、「焼酎マイスターは、焼酎の作り手と消費者の間に立ち、正確な商品情報からそれぞれの消費者が求めるものを察し、わかりやすく言語化し、作り手が伝えたい焼酎の魅力を伝え、酒類の消費増業界発展に必要な役割・役目。修了者の今後の活躍を祈念する。」とエールが贈られました。
修了者を代表し、宇都 曜子氏から、同コースの運営に関わる方々へのお礼と今後の抱負が述べられた後、橋本 文雄農学部長より特に優秀と判断された5名の修了者に表彰状と副賞が手渡され、また、祝辞を述べました。

 今年度は、対面とオンライン受講のハイブリッドとしたこともあり、奄美の黒糖焼酎製造者や、青酎の産地である東京都八丈島の酒店経営の方など離島からや、鹿児島県外からも19名(東京都8名、神奈川3名、愛知県2名、福島県・大阪府・兵庫県・愛媛県・徳島県・福岡県(各1名)、海外(台湾)から1名が修了しました。
 また、今回初めて、海外の方(台湾で酒販店を経営、オンラインにて修了式は参加)が最優秀修了者となりました。優秀者は、出席率が高く、質問など授業に積極的に参加し、最終確認テストで優秀な成績者の中から選ばれます。幅広い視点で、焼酎文化と魅力を広く発信出来る人材が誕生したと考えております。「焼酎の語り部」として、今後のさらなる活躍が期待されます。

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岩井理事挨拶

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鮫島理事長挨拶

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優秀修了者表彰

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修了者代表挨拶

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橋本農学部長祝辞

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記念撮影