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大崎町との包括連携協定を締結

[記事掲載日:23.04.04]

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 鹿児島大学と大崎町は、平成23年6月に締結した「大崎ものづくり会館の施設使用に関する協定」を発展させ、それぞれの資源や機能の活用を図りながら、より幅広い分野で相互に包括的に連携協力して地域社会の活性化に寄与することを目的として包括連携協定を締結しました。

 3月27日に大崎町役場で執り行われた調印式では、佐野 輝 学長と東 靖弘 大崎町長による協定書への署名に続き、東町長が「急速に進む少子高齢化や生産年齢減少による働き手不足など大きな社会環境の変化の下で、鹿児島大学の知的・人的・物的資源を活用しながら町の活性化に取り組みたい」と挨拶。続いて佐野学長より「ごみのリサイクル率日本一を14回達成する「大崎リサイクルシステム」を確立している大崎町との協定締結を機にSDGs達成に向けた全学的な取組を加速し、持続的な社会の実現に貢献していきたい」との決意が述べられました。

 鹿児島大学は、大崎ものづくり会館内に鹿児島大学大崎活性化センター及び大隅産業動物診療研修センターを設置しており、大崎活性化センターにおいて、法文学部による多文化共生事業や、工学部によるロボットプログラミング教室などを個々の連携で実施してきているほか、共同獣医学部の附属動物病院の分院として設置された大隅産業動物診療研修センターでは、開設以来、大隅地域の2農業共済組合(曽於、肝属)の組合獣医師と連携を取って診療を行ってきており、今回の包括連携協定締結を機にさらなる連携協力の強化が期待されます。
 なお、調印式後には同町内の埋立処分場や大崎有機工場などの施設を視察しました。



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佐野学長(左)と東町長



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埋立処分場の視察



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大崎有機工場の視察