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2023年度 第1回かごしまTechミーティングを開催

[記事掲載日:23.06.22]

  • topics-SDGs-07(エネルギーをみんなに そしてクリーンに)
  • topics-SDGs-09(産業と技術革新の基盤を作ろう)
  • topics-SDGs-17(パートナーシップで目標を達成しよう)

 南九州・南西諸島域イノベーションセンターは、6月15日、少人数制産学マッチングイベント「かごしまTechミーティング」を開催しました。同ミーティングは、鹿児島市と大学による産学連携や、大学が持つ先端技術を知る「きっかけづくり」のためのオープンな場を目指した事業です。
2023年度第1回目は、理工学研究科 化学工学プログラム 鮫島 宗一郎准教授をゲストスピーカに迎え、「バイオガスからの水素製造」というテーマで開催しました。
 植物由来のバイオガスは、二酸化炭素の排出を極力抑え温暖化ガス排出抑制につながる「カーボンニュートラル」なエネルギーとして注目されています。再生可能エネルギーであるバイオガスに含まれる温室効果ガスのメタンと二酸化炭素を反応させると水素を生成できる環境に適合した反応です。
 参加企業は、ガス、石油関連企業、総合商社、エネルギーコンサル業等、エネルギーに関心をお持ちの多種多様な企業様6社にご参加いただきました。
 質疑では、水素製造のための触媒や 材料、製造に関しての量や時間、コスト等々活発な意見交換が出来、有意義なミーティングとなりました。

 鹿児島大学南九州・南西諸島域イノベーションセンターは、地域に産学の出会いの場を創り、事業者と研究者をつなぐために、研究シーズや研究者情報の提供や交流の促進を図っています。

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鮫島准教授による講義



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会場の様子