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令和5年度鹿児島大学防災訓練を実施

[記事掲載日:23.12.11]

  • topics-SDGs-16(平和と公正をすべての人に)

 本学では、12月6日、令和5年度鹿児島大学防災訓練を実施しました。

 この訓練は、地震、風水害その他の自然災害並びに火災等の災害発生時において、教職員が一体となり、迅速かつ的確な災害応急活動ができるよう防災体制の確立を図るとともに、防災意識の高揚と防災技術の向上を図ることを目的として、毎年実施しているものです。今回は、令和5年度防災訓練マニュアルに従い、震度6強の地震及び火災が発生した想定で、総務班、消火班、避難誘導班等の各班の役割等を確認しました。

 訓練は、第1部として「避難訓練及び模擬消火訓練」、第2部として「消火器取扱訓練及び救助用工具取扱説明」が行われ、訓練実施後には、訓練を指導いただいた鹿児島市消防局甲南分遣隊から講評がありました。本学の災害対策本部長である佐野輝学長からは、同分遣隊へのお礼とともに、本日の防災訓練で学んだことを、「もしも」のときに活かすことができるよう備えておくことが必要であり、日頃から高い防災意識を持つことの大切さについて挨拶がありました。



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( 防災訓練の様子 )



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( 挨拶する佐野学長 )



 また、第3部として4年ぶりに実施した「救命講習(救命入門コース)」では、教職員及び学生の計61名が参加し、鹿児島市消防局甲南分遣隊から心肺蘇生法(人工呼吸・胸骨圧迫)、AED使用法、その他の応急手法説明及び実技講習を受講しました。


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( 救命救急講習の様子 )




 さらに、第4部の「BCP訓練」では、安否情報システム(ANPIC)を利用した教職員・学生の安否確認の送受信訓練に加え、本学における災害発生時及びそれに備えた平時の具体的な行動計画として策定した「国立大学法人鹿児島大学事務局防災・業務継続計画(略称:本部BCP)」に則った災害対策本部設置訓練及び各部局等が設置する災害対策支部との情報伝達訓練を実施しました。また、今年度新たな試みとして、アルファ米や飲料水、みそ汁・卵スープといった防災備蓄食品を実際に調理し試食会を行いました。参加者からは「保存食とは思えない味だけど、手軽に調理できて非常時に役に立つと思う」といった、気づきがあり、防災備蓄について理解を深める大変有意義な機会となりました。



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( BCP訓練と防災備蓄品の試食の様子 )