トップページトピックス【理学部・島嶼研奄美分室】奄美大島で小学生親子公開講座「スクラッチゲームプログラミングin奄美」を開催

【理学部・島嶼研奄美分室】奄美大島で小学生親子公開講座「スクラッチゲームプログラミングin奄美」を開催

[記事掲載日:23.12.14]

  • topics-SDGs-04(質の高い教育をみんなに)
  • topics-SDGs-10(人や国の不平等をなくそう)

 12月9日、奄美大島の国際島嶼教育研究センター奄美分室を会場とし、小学生親子公開講座「小山先生の親子でスクラッチゲームプログラミングin 奄美」(参加費無料)を開催しました。講師は、理学部・小山佳一教授で、小学生を持つ親子8組を含む18名が参加しました。
 この教室は、理学部が鹿児島本土の鹿児島大学郡元キャンパスで毎年開催しているもので、今回は理学部・国際島嶼教育研究センター・情報基盤統括センターの協力によって、初の奄美大島開催が実現したものです。鹿児島大学は、持続可能な開発目標(SDGs)を強く推進しており、本事業はSDGsの一つ「質の高い教育をみんなに」に寄与し、離島と本土との教育機会の格差解決活動の一環として行われました。
 初の奄美大島での開催を祝い、本教室冒頭で岩井久副学長(企画・社会連携担当理事)から開催の挨拶が郡元キャンパスからオンラインで行われました。その後、小山教授の説明のもとで、子供たちは1人1台のパソコンに向き合いプログラミングを学び、2時間後に全参加者が「パックマン風ゲーム」を作り上げました。教室の最後には、受講修了の証として参加親子全員に「未来博士号」が小山教授より授与されました。
 参加小学生からは、「はじめてちゃんとしてたゲームを作ってうれしかった。」「大満足でした。家でもやってみようと思います。」「とても楽しかったです。説明もわかりやすく、また別のゲームも作ってみたいです。」の声をいただきました。保護者からは、「自分で本を読んでいるだけではわからない、プログラムを作るときの小さな注意点がわかってよかった。」「詳しいプリントがあったので、家でもう一度作ってみたい。」「親子での参加型は、親子の会話が増えるきっかけになるのでとても良かった。」「息子が思っていたより、パソコン操作ができたことに驚き、嬉しくなりました。」など、好評のコメントをいただきました。
 理学部・国際島嶼教育研究センター・情報基盤統括センターは、本学・他部局と協力して今後もSDGs活動を進めていきます。

▼小学生親子公開講座での活動写真


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( 岩井久副学長(奄美群島拠点長・企画・社会連携担当理事)による開会のあいさつ )



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( 小山先生による解説の様子 )



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( プログラミングを行っている会場の様子 )




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( 修了書を受け取る参加者 )