奄美自然プログラムを実施~県内外小中学生が奄美大島固有の自然を体験~
[記事掲載日:24.09.02]
8月19日から21日にかけて「奄美自然体験プログラム」を実施しました。同プログラムは、児童・生徒の自主的な学びと課題解決能力の向上を図るとともに、科学への興味をもってもらうことを目的としたもので、県内外の小学4年生から中学2年生とその保護者17人が参加しました。
参加者は、期間中、奄美の亜熱帯多雨林やマングローブ林、磯、干潟のフィールドにおいて、鹿児島大学の総合研究博物館、国際島嶼教育研究センター、教育学部、理学部及び水産学部の研究者や学生ボランティアから説明を受けながら、奄美の植物、生物や自然について観察しました。参加者からは「生き物好きな子供ですが、森を散策して先生とお話をする事で植物や樹木へも興味が大きく広がる3日間だった」「どのプログラムも、とても興味深く本当に素晴らしい経験をさせて頂く事ができた」といった感想が聞かれ、世界自然遺産の奄美大島固有の多様な自然を体感することで科学への興味を大いに深める機会となりました。
『奄美自然観察の森(龍郷町)にて、オオトラツグミとみられる野鳥発見!?』
『あやまる岬にて、奄美の海と磯の生きもの観察』
『現地の児童と合流して、ドローンの操縦体験と海岸観察』
『研究者たちと一緒にスケッチ記録や図鑑を使って調べ学習中!』
『カヌーで干潟を目指します!マングローブ林に囲まれた川は奄美の自然のパワーを感じました!』