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Science to Startup (S2S) Japan Finalist選出

[記事掲載日:24.11.20]

  • topics-SDGs-03(すべての人に健康と福祉を)
  • topics-SDGs-17(パートナーシップで目標を達成しよう)

 11月8日に日本で初めて開催されたScience to Startup (S2S) Japan※シンポジウム(最終発表会)Finalist6人のうちの1人として、鹿児島大学大学院理工学研究科理学専攻化学プログラムの伊東祐二教授が選出されました(代理発表者:中谷智子 南九州・南西諸島域イノベーションセンター特任教授)。S2Sは、2018年にボストンで始まったアカデミア発の技術を医薬品開発等に応用するためのノウハウを世界各地の研究者に共有することを目的とした社会貢献活動であり、日本の研究者の技術シーズを医薬品開発に応用するためのプランを米国等のベンチャーキャピタル(VC)とともに磨き込みます。今回、伊東教授は南九州・南西諸島域イノベーションセンターの協力の下、従来とは異なるメカニズムに基づく脳移行性抗体を利用した創薬について提案を行い、米国VC等から高い評価を受けました。伊東教授は本プログラムの支援を受けて、今後も米国の支援団体やVCとの意見交換を重ねる予定としております。

※Science to Startup (S2S) Japanとは(S2Sjapanウェブサイトより)
S2SJapanは、ライフサイエンス領域の日本のトップ研究者の技術シーズを医薬品等の開発に応用するためのプランをグローバルの投資家とともに磨き込み、招待者限定のシンポジウムで投資家、製薬会社、起業家、研究者、大学関係者等に対しプレゼンテーションを行うプログラムです。
S2Sは、2018年にボストン拠点のトップ投資家により開始されたプログラムで、アカデミア発の技術シーズのスタートアップを通じた医薬品等の開発への応用を推進するためのノウハウを世界各地の研究者に共有することを目的とした社会貢献活動として運営されています。これまでに世界中のトップ研究者が参加し、経営人材や投資家とのネットワークを深め、13社以上のスタートアップの起業に結びついています。S2S JapanはS2Sの運営者との連携のもと運営されています。

(Science to Startup (S2S) HPはこちら

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