第157回日本農芸化学会サイエンスカフェin鹿児島を開催
[記事掲載日:24.12.25]
第157回日本農芸化学会サイエンスカフェを、12月21日に本学理学部にて開催いたしました。
はじめに、コーディネーターの加治屋勝子研究教授(農学部)より主催・共催団体の紹介、協力店である出張カフェの紹介、本学教職員の有志でおこなっているサイエンスカフェかごしま*の紹介をおこないました。
*サイエンスカフェかごしまについてはこちら
続いて、飯笹さやか特任助教(鹿児島大学理学部)より「今、この瞬間、何が起こっているのか!?-ミクロなRNAで読み解くマクロな世界-」というテーマで話題提供していただきました。DNAって何?RNAって何?という基礎のお話から、mRNAシーケンス解析とこれまでの研究の違いまで、最先端の研究分野のお話を非常に分かり易く解説していただきました。お話の途中でも質問を受けながら進めていただき、特に、廃棄海苔(色落ちしたノリ)から抽出した脂質成分の健康機能性に関する研究紹介については参加者の興味を集め、たくさんの質問や意見交換があり、ドリンクのお供に市販焼き海苔をバリバリ食べるという楽しい光景が見られました。
当日は、幼児(4名)にはDNAやRNAなど生命科学に関する塗り絵を準備し、小学3年生から80代の方まで幅広い世代31名の方々にご参加頂き、初対面の方々同士の会話も見られました。終始和やかな雰囲気でおこなわれ、アンケート結果(回収率90.3%)からも満足度の高いサイエンスカフェとなったことがわかりました。