【近現代セ】令和7年度「鹿児島の近現代」連続トークイベントの第7回を実施しました
[記事掲載日:26.03.19]
3月14日、法文学部附属「鹿児島の近現代」教育研究センターは、令和7年度「鹿児島の近現代」連続トークイベントの第7回を開催しました。今回のイベントでは「鹿児島の薩摩琵琶継承最前線と琵琶歌の魅力」をテーマに、作曲家、東京音楽大学の教授でもある、本センターの原田 敬子客員教授が講師を務めました。
会場となった郡元キャンパスのあらた記念会館は、本学農学部の前身である鹿児島高等農林学校に由来する和風建築物です。藤内 哲也法文学部長の開会挨拶に続き、本センターの鈴木 優作特任助教から、今回のイベント準備中に発見された高等農林の文芸誌『土』や句集『紫原』について紹介し、今後センターとして研究に取り組む旨を報告しました。
原田客員教授の講演では、薩摩琵琶の構造や、他の琵琶と比較した際の位置付けについて詳細な解説を行いました。さらに、現在の薩摩琵琶の継承に関する貴重な調査結果も報告しました。
イベント後半では、ご自身も指導者として継承に取り組まれている共研舎の上川路 直光氏に、勝海舟が西郷隆盛を偲んで作詩した「城山」を弾奏していただきました。このほか、ご来場の皆様と一緒に琵琶歌「金剛石」を体験するワークショップも開催しました。
閉会の挨拶では、松田 忠大副センター長が伝統芸能継承の重要性について語り、次年度のトークテーマが「鹿児島の音楽」となることを発表しました。
「昭和100年」をテーマとした今年度の連続トークイベントは、今回で最終回を迎えました。次年度への架け橋となる、充実したイベントとなりました。
トークイベントの様子
原田客員教授(写真左)と薩摩琵琶を弾奏する上川路氏(写真右)