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第53回鹿大防災セミナー「インフラを守るための防災対策と復旧支援」を開催

[記事掲載日:26.10.21]

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 9月29日、鹿児島大学地域防災教育研究センターは、第53回鹿大防災セミナー「インフラを守るための防災対策と復旧支援」をオンラインで開催し、596名が参加しました。本センター地域連携部門長の齋田 倫範准教授(理工学域工学系)の司会進行のもと、2つの講演を行いました。

 はじめに、国土交通省九州地方整備局災害対策マネジメント室の阿久根 祐之室長が「災害時の応急対応と復旧支援(TEC-FORCEの活動)」と題して講演しました。大規模災害時に被災自治体を支援する緊急災害対策派遣隊(TEC-FORCE)の役割や活動内容について説明し、令和8年熊本地震における対応事例を紹介しました。被災地では、防災ヘリによる上空調査や公共土木施設の被災状況調査、デジタル技術を活用した調査(Smart-TEC)、災害対策機械による支援などが行われたことが報告されました。また、自然災害の激甚化・頻発化や自治体職員の不足を背景に、TEC-FORCEへの期待が一層高まっていることが示されました。

 続いて、本センター兼務教員の倉富 洋准教授(理工学域工学系)が「建築物の耐震対策と機能維持」と題して講演しました。建築物の柱や梁などの構造部材と、天井やガラスなどの非構造部材について、それぞれの耐震対策と機能維持の重要性を解説しました。特に、病院や学校、庁舎などの社会インフラを担う建築物では、地震後も継続して使用できるよう、より高い耐震性能が求められることを指摘しました。また、非構造部材についても、平時から点検を行い、危険箇所を把握して事前に対策を講じることの重要性が強調されました。

 今回のセミナーは、災害時の迅速な復旧支援と、平時からの耐震対策や機能維持の重要性について理解を深める機会となりました。参加者からは「大変勉強になった」「今後の業務に活かしたい」などの感想が寄せられ、防災・減災への関心の高さがうかがえました。




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