第四回構造材料学談話会のご案内

[12.12.06]

　鹿児島大学構造材料学談話会では、（社）日本熱処理技術協会九州支部との共催で、第四回構造材料学談話会を開催します。
今回は、九州大学の東田賢二教授にご講演いただく予定です。
参加費無料・事前登録不要です。多くの皆様のご参加をお待ちしております。

【日　時】　平成２４年１２月１７日（月）　１３：３０－１６：１０

【場　所】　工学部講義棟２階１２１教室（郡元キャンパス）

                （アクセス：鹿児島中央駅より郡元行き市電にご乗車いただき、工学部前電停下車。
　             詳しくは鹿児島大学工学部ホームページのアクセス・地図をご覧ください）

【対　象】　学生、教職員、一般（参加費無料）

【講演プログラム】

　13:30　　　　　 　受付開始（事前登録は不要です。直接会場にお越しください。）
  13:50-14:00　 開会の挨拶　鹿児島大学　准教授　中村　祐三
  14:00-16:00   「破壊靭性と結晶塑性」（講演時間2時間）
　　　　　　　　　  　九州大学 工学研究院 材料工学部門　東田　賢二教授
　　　　　　　　　　　【講演概要】

塑性変形可能な結晶性材料の破壊靭性は、原子結合性の問題に加えて亀裂先端近傍の応力集中の塑性緩和過程に強く依存する。そこで靭性の物理的理解には、破壊力学的手法の上に、より微視的な結晶塑性学的アプローチを融合させることが有効となる。 本講では、「亀裂—転位相互作用」という結晶格子欠陥論を基盤とした考えをもとに、破壊靭性に及ぼすいくつかの因子について考えてみたい。

　16:00-16:10　　閉会の挨拶
　　　　　　　　　　　　日本熱処理協会九州支部幹事　鹿児島大学　教授　足立 吉隆

主催：鹿児島大学構造材料学談話会
共催：（社）日本熱処理技術協会九州支部
協賛：日本鉄鋼協会・日本金属学会九州支部、日本材料学会九州支部、日本機械学会九州支部

【お問い合わせ】

鹿児島大学構造材料学談話会世話人
理工学研究科機械工学専攻・准教授　中村　祐三
電話（Fax）099-285-8262
電子メール nakamura@mech.kagoshima-u.ac.jp