第152回 国際島嶼教育研究センター研究会のご案内
[14.08.11]
国際島嶼教育研究センター研究会を下記のとおり開催いたしますのでご案内申し上げます。皆様方、多数のご参加をお待ちいたしております。
記
日 時: 9月1日 (月)午後4時半~ 会 場: 総合教育研究棟5階 国際島嶼教育研究センター会議室 講 師: 垣花 泰之 (鹿児島大学大学院医歯学総合研究科 救急・集中治療医学分野) 演 題: 「鹿児島における救急医療の現状と未来像 ~鹿児島大学病院救命救急センターと離島へき地のコラボ~」
【要旨】 医療分野における「へき地」とは「交通条件及び自然的、経済的、社会的条件に恵まれない山間地、離島その他の地域のうち、医療の確保が困難である地域をいい、無医地区、無医地区に準じる地区、へき地診療所が開設されている地区等が含まれる。」と定義されています。鹿児島県には、無医地区が16地区(うち離島は4地区)、準無医地区が37地区(うち離島は33地区)あり、離島・へき地にみられる医師不足・救急医療体制の不備などが深刻な問題として指摘されています。県内のどこに住んでいても,医療ニーズに応じて,いつでも、どこでも安心・安全で質の高い医療サービスを受けられるようにすべきです。その実現に向けて、鹿児島県の離島・へき地における医師供給システム、医師研修システム、傷病者搬送システムをどのように構築していくのかが重要です。鹿児島大学病院救命救急センターがその問題に対してどのような役割を担っていくのかに関して考えたいと思います。
※参加は無料でどなたでも参加できます※
●お問い合わせ 国際島嶼教育研究センター
〒890-8580 鹿児島市郡元1-21-24
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