トップページお知らせ第171回 国際島嶼教育研究センター研究会のご案内

第171回 国際島嶼教育研究センター研究会のご案内

[16.07.07]

 国際島嶼教育研究センター研究会を下記のとおり開催いたします。皆様方、多数のご参加を心よりお待ち申し上げます。
 
日 時:平成28年7月11日(月)午後4時半~
会 場:総合教育研究棟5階 国際島嶼教育研究センター会議室
講 師:フィリップ・ヘイワード(鹿児島大学国際島嶼教育研究センター)
演 題:半島性と臨海性:放射状列島と運河区域開発
 
 【要旨】
ゴールドコーストは太平洋側に沿って広がる大都市で、クイーンズランド州南東の後背地に位置し、オーストラリア第6番目の都市である。過去60年間の急激な発展によって、河川や河口、海岸線、そして関連する生態系は多大な影響を受けてきた。本発表では、放射状列島(フィンガーアイランド:海に面した狭い半島状の居住地)と、それを支える運河区域開発について紹介したい。まず、オーストラリアの放射状列島区域開発のモデルとなったアメリカ合衆国・フロリダ州の事例と比較して、放射状列島の特徴を明らかにする。次に、クイーンズランド州南東部における開発の特異性を考察する。最後に、フランスの「presqu'îléité」(半島性:島嶼性とほぼ同義)や日本・琉球の「しま」という概念を用いて、放射状列島および運河区域開発を概念化する。
 
 ※参加無料でどなたでも参加できます。当日参加も可能です。
この研究会は、本学当センターと奄美分室をスカイプでつないでおり、奄美分室でも視聴することができます。奄美分室へもお気軽にお運びくださいますと幸いです。
 
詳細は、国際島嶼教育研究センターHPをご参照ください。こちら
 
【問い合わせ先】
鹿児島大学国際島嶼教育研究センター
〒890-8580 鹿児島市郡元1-21-24
電話:099-285-7394 Fax:099-285-6197
E-mail:shimaken@cpi.kagoshima-u.ac.jp