鹿児島大学地域人材育成プラットフォーム

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プラットフォームの全体像

 鹿児島大学には、全学的な教育を実施する総合教育機構と9つの学部があり、非常に多様な「知」を備えています。自分自身の関心や希望に応じて他学部等の授業も積極的に受講することで、身に付けた専門的知識をより高いレベルで活かすことができるでしょう。そのための仕組みが「地域人材育成プラットフォーム」です。
この「地域人材育成プラットフォーム」には3つのプログラムがあります。

かごしまキャリア教育プログラム

かごしま地域リサーチ・プログラム

かごしまグローバル教育プログラム

 それぞれのプログラムは、【基礎】(計8単位)と【実践】(計8単位)に分けられており、受講生の皆さんが体系的に学べるようにするため、履修する授業科目を段階的に設定しています。以下に各授業科目の標準的な履修年次と順序を示します。

地域人材育成プラットフォームパンフレット(令和5年度版)はこちら

履修の手引き(標準的な履修モデル)

「基礎」

【基礎】は、全学必修科目である『大学と地域』(2単位)を土台とし、「プログラム・スタートアップ科目」(2単位)、「地域志向科目」(2単位分を選択)、「プログラム・コア科目」(2単位)から成ります。順調に履修すれば2年生で修了できます。

大学と地域(共通教育科目〔全学必修科目〕・2単位)

1年次前期に履修します。
1年次前期の全学必修科目です。鹿児島の「今」を生きた教材としつつ、大学で学ぶための論理的な思考力や課題発見能力を身に付けます。

プログラム・スタートアップ科目(共通教育科目・2単位)

1年次に「大学と地域」を履修することを前提として、1年次に履修します。

各プログラムでの学び方を考え、基礎的な力を涵養する共通教育科目です。これから自分がどのような学びを経験するのか、どのような能力を体得するのか、他の皆さんと議論しながら整理しましょう。

地域志向科目(共通教育科目・2単位)

1~2年次に履修します。

共通教育科目のうち特に地域との関連が強い科目です。鹿児島や南九州地域の自然や社会、環境や文化についての理解を深めることができます。

プログラム・コア科目(高度共通教育科目・2単位)

「プログラム・スタートアップ科目」を履修したうえで2年次に履修します。

各プログラムの中核となる高度共通教育科目であり、「基礎」篇の締めくくりともなります。座学を中心としますが、実際に地域に出て活動することもあります。

「実践」

【実践】は、【基礎】を修了した学生を対象としています。【基礎】よりも実践に重きを置き、「プログラム・スキル科目」(4単位分を選択)、 「実地体験事前演習」(1単位)、「実地体験」(2単位)、「プログラム修了演習」(1単位)で構成されます。順調に履修すれば3年次(希望者は2年次※)で修了できます。
(※【実践】までを2年次で修了したい場合は、各プログラムの担当教員に相談してください。)

プログラム・スキル科目(専門教育科目または高度共通教育科目・計4単位)

1~3年次に履修します。4単位のうち少なくとも2単位は、所属学部以外の学部の専門科目を履修します。

各プログラムが育成する技能に大きく関わる科目であり、各学部の専門科目または高度共通教育科目で構成されます。自分の興味や希望に応じて学部を横断して学びましょう。

実地体験事前演習(高度共通教育科目・1単位)

2年次後期または3年次前期に履修します。

高度共通教育科目であり、インターンシップやフィールドワーク等の成果を高めるための事前演習です。他学部生と共に課題解決型の学びを教室で展開します。

実地体験(高度共通教育科目・2単位)

「実地体験事前演習」を履修した上で3年次に履修します。

「実地体験」は高度共通教育科目として開講されるもので、これまでに学んできたことを実際に活かす場です。職業体験をしたり、海外に行き文化的背景の異なる人々と交流したりすることを通じて思考力やコミュニケーション力を高めていきましょう。

プログラム修了演習(高度共通教育科目・1単位)

「プログラム修了演習」以外の当該プログラム修了に必要な全ての科目を履修した上で3年次後期に履修します。
ただし「プログラム・スキル科目」は「プログラム修了演習」と同学期に履修できます。

高度共通教育科目として開講されるものでプログラムの総まとめをするための科目です。これまで学んできたことを振り返り、自分の強みや関心に対する自己理解を深め、これからの学生生活や就職活動に対する意識を高めると同時に、具体的な行動目標を設定します。

履修イメージ


履修詳細については、毎年発行される「受講案内」を参照ください。