トップページトピックス:教育・学生法文学部「まちづくり論」で「市長とふれあいトーク」が行われました

法文学部「まちづくり論」で「市長とふれあいトーク」が行われました

[記事掲載日:16.01.26]

 1月21日、法文学部総合科目「まちづくり論」の講義において、“市長とふれあいトーク”と題し、森博幸鹿児島市長と学部学生約30名が意見交換を行いました。「まちづくり論」は、平成19年度に締結された鹿児島大学と鹿児島市との包括連携協定に基づく協力の一環として昨年度から開講されており、将来、公務員を目指す学生が多数受講しました。
 この講義は、観光政策、廃棄物減量政策、中心市街地活性化政策、医療政策など幅広い地域の政策課題について、鹿児島市の担当職員が講義を行い、当該講義をもとに学生が議論を行い、プレゼンテーションを行うものです。そして、講義の最終回として、「まちづくり論」で学んだ知識や考え方をもとに、政策提言を市長にするのが、今回の「市長とふれあいトーク」です。
 
 講義に先立ち、前田芳實学長、森市長から挨拶が行われました。前田学長からは「本講義は、地域に根ざした鹿児島大学らしい取り組みの一つで、今後も、教育・研究両面にわたって、鹿児島市と本学が様々な協力を行っていければ幸いです」と御礼が述べられました。
 森市長と学生との意見交換では、学生から、まちのにぎわいの創出、公共交通機関運行の時間延長、観光客向けのWi-Fi施設の充実、廃棄物の排出抑制など多岐にわたる提言がなされました。その提言ひとつひとつに森市長が丁寧にご自身のお考えを説明されました。このうち、学生の優れた提言については、市長自らが、担当部署に検討を指示するとのことです。学生にとっては、自らの提言が現実の政策に反映される可能性があるということで、真剣かつ積極的な提言を行いました。
 
 
(写真上:挨拶を行う前田学長) 
(写真下:森市長と学生との意見交換の様子) 
 
【市長とふれあいトークについての過去記事はこちら】
https://www.kagoshima-u.ac.jp/topics/2015/01/post-797.html
 

160121gakuchoaisatsu.jpg

160121shichoikenkoukan.jpg