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附属図書館で貴重書公開「玉里文庫善本展―国文学・薩摩・蘭学・近衛家・琉球―」を開催

[記事掲載日:16.10.24]

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 附属図書館は、9月9日から10月13日の期間で、貴重書公開「玉里文庫善本展―国文学・薩摩・蘭学・近衛家・琉球―」を中央図書館ギャラリーアトリウムにて開催しました。
 玉里文庫は、島津久光及び玉里島津家の旧蔵書1万8千冊以上からなる貴重な資料群です。今回は、この中から国文学・薩摩・蘭学・近衛家・琉球に関連するもので、文庫を代表する優れた資料約40点が展示され、ポスターやパネルで解説されました。展示資料の中には、琉球使節の江戸上りを描いた「琉球人行粧(ぎょうしょう)之図」の精巧な複製物もあり、これは長さ9メートルに及ぶ色鮮やかな巻物で、長テーブルに広げて展示され、実際に触れることも出来ました。
 観覧した市民からは「島津の殿様の素晴らしい資料が残っていることは鹿児島の誇りに思います。」「普段見ることができない玉里文庫の貴重書と、それに関わる藩主や歴史的背景の解説が見られて良かった。」といった感想が寄せられていました。
 
     
 
(写真上:亀井森准教授によるギャラリートーク)
(写真下:丹羽謙治教授による講演会の様子)