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法文学部「アクティブ・ゼミ」の学生が出水市の地域活性化に向けた調査を実施しました

[記事掲載日:17.04.26]

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 4月22日~23日に、法文学部アドバンスト科目授業「アクティブ・ゼミ」を受講している学生が、出水市の地域活性化並びにその課題解決のためのフィールドワークを実施しました。
 アクティブ・ゼミは法文学部の新設科目で、同学部の大前慶和教授と酒井佑輔講師が担当し、外国人留学生6名と日本人学生7名が学部を超えて受講しています。平成29年度より開始された学部横断型教育プログラム「地域人材育成プラットフォーム」に関連する授業であり、出水市のインバウンド活性化をキーワードに、グループワーク等の協働学習を通じて地域活性化とそのための課題を解決する企画を立案します。

 フィールドワークでは、まず出水市役所シティーセールス課職員の皆さまや、出水市内で商店街活性化に携わる飯福あすみ氏(鹿児島天文館総合研究所 Ten-Lab所属)から、出水市のインバウンド活性化や商店街活性化に向けた取り組みについて講義を受けました。
 講義の後は、ご当地グルメ、麓武家屋敷群、公園・史跡、神社仏閣、博物館・美術館、地域の特産品など、学生が自ら出水市内を自転車でまわりながら多面的な調査を行いました。

 参加した留学生からは、「日本らしさを体験できた、そばが美味しかった」、日本人学生からは「良い天気に恵まれ、出水の風景を感じながら自転車で走るだけでも楽しく、可能性を感じた」との声が聞かれました。出水市シティーセールス課職員からは、「耳の痛い意見も含めて、学生目線の率直な提案を期待しています」とのコメントがありました。

 出水市での第2回目のフィールドワークは6月17日~18日を予定しており、出水高校やシティーセールス課等と地域づくり・活性化に関する合同ポスター発表会も企画されています。また、8月1日には、学生による提案および市民とのワークショップが出水市内で開催予定です。学生らしい大胆な提案が期待されます。



(写真上:出水市役所職員の講義を受ける学生)
(写真中上:出水麓武家屋敷での記念撮影)
(写真中下:出水麓武家屋敷での調査)
(写真下:フィールドワークの振り返り)