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「大学と地域」(全学必修科目)で三反園鹿児島県知事が講義しました

[記事掲載日:17.04.26]

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 鹿児島大学は、4月25日、全学必修科目(すべての学部生にとって卒業要件)である「大学と地域」に、三反園訓鹿児島県知事を講師として招き、『「新しい力強い鹿児島を目指して」~鹿児島大学の学生に期待すること~』と題して講義を実施しました。
 本科目は、(1)大学の学修に必要な論理的思考力や課題発見・解決の能力を醸成、(2)地域の現状・課題等を学ぶことで地域志向マインド(地域貢献の意欲)を持った人材を育成、(3)地域志向マインドの醸成に必要な、地域の特性、優位性、発展可能性の理解を促進、(4)上記(1)~(3)を通して地元への就職意欲の増進を目的としています。講義は、10分野の科目のうち「農業」と「まちおこし・教育」を選択している学生の講義室で行われ、残り8分野を選択しているほかの学生にはインターネットで配信され、約1,100名が受講しました。
 三反園知事は、テレビ局の元コメンテーターの経験を生かしたユーモアのある語り口で、学生たちに向けてクイズ形式で鹿児島の歴史に触れながら観光地を紹介し、農畜産物や温泉など鹿児島の魅力について講義しました。来年の明治維新150周年に向けて、鹿児島県のPRと観光を戦略的に展開していくとし、学生目線でのアイデアがあればぜひ提案してほしいとの要請もありました。
 三反園知事から、「人生は決断の連続であり、決断には勇気が必要です。夢を実現するために勇気を持って一歩を踏み出してほしい」とエールを送り、学生たちは熱心に聞き入っていました。講義の後、前田芳實学長から三反園知事に感謝の意が述べられました。
 今回の講義は、本年度から地域人材の育成や地元就職率向上の取組を促進するため開講する「地域人材育成プラットフォーム」の基盤科目となっており、今後の学習成果の向上に繋がる機会となりました。
 
 
 
(写真上:講義の様子)
(写真中:学生に向けて熱弁する三反園知事)
(写真下:前田学長からの挨拶)