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障がい学生支援シンポジウム2017を開催

[記事掲載日:17.09.04]

鹿児島大学障害学生支援センターでは、2014年度より「誰もが自分らしく学び合う」ための支援のあり方を軸に、障害学生支援体制の整備を図っています。障害学生及び支援に対する理解や連携について考える機会として、2015年に続いて2回目となる「鹿児島大学障がい学生支援シンポジウム2017」を9月1日に開催しました。会場となった鹿児島大学学習交流プラザの学習交流ホールには、本学教職員、県内大学教職員、障がい学生支援に関わる機関職員など92名が参加しました。
 
 清原貞夫教育担当理事の開会挨拶後、第一部の基調講演「九州大学における障がい学生支援-発達障害のある学生を中心に-」において、講師の九州大学基幹教育院キャンパスライフ・健康支援センター コミュニケーション・バリアフリー支援室面高有作特任助教から、障害のある学生の修学支援に関する状況や合理的配慮決定の過程についての説明、九州大学における学生支援の現状と発達障害のある学生に対する支援の実践例が紹介されました。
 
 第二部のトークセッション「大学生の支援について」では、本学総合教育機構共通教育センター髙橋玄一郎教授から、「発達障害のある学生への英語科教育での支援実践」、本学保健管理センター永田純子カウンセラーから「保健管理センターにおける発達障害学生支援と連携」について話題提供がありました。その後、第一部講師の面高特任助教を交え、参加者との質疑応答が行われました。学内のみならず、県内他大学関係者からも熱心な質問があり、有意義なシンポジウムとなりました。また、今回は情報保障の手段として線音源スピーカーのデモや有志学生によるPCテイクが実演されました。
 
 
(写真上:講演する面高特任助教)
(写真中上:講演資料より)
(写真中下:有志学生によるPCテイクの様子)
(写真下:パネルディスカッションの様子)

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