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公開講座「ムスリムフレンドリーを考える~ハラール食試食会」を開催

[記事掲載日:18.01.24]

 1月22日に鹿児島大学学習交流プラザ1階で、「ハラール食試食会」が行われました。主に日本人学生や留学生、一般人を含めた約20名の参加者がありました。
 グローバルセンター森田豊子特任准教授からの趣旨説明に続いて、本学留学生で留学生会会長のRahman M. Mossadequr氏(バングラディシュ出身)からハラール食についての説明がありました。また、鹿児島大学留学生のIra Puspita D氏(インドネシア出身)、Mutiara Putri氏(インドネシア出身)が鹿児島に来てからの食生活についての経験を話してくれました。その後、参加者たちは、学習交流プラザ1階のカフェテリアで2月中旬から提供され、また、売店でもレトルトが販売される予定の「チキンルンダン」、「チキンカレー」、「トマトチキン」をご飯にかけたものを試食して、ムスリムフレンドリーについて意見交換しました。
 
 参加者たちは「HALALだからといって、私たちが食べているのと変わらないなという印象でした」、「何がハラールなのかを知るいい機会になった」、「肉のゴロゴロ感が学生に受けそう」などの一般学生や留学生の感想に加えて「日本に来て初めてレトルト食品を食べました(これまで食べることができなかった)」、「鹿児島大学でハラールが食べられるようになって本当にうれしい。2月が待ちきれない」などのムスリムの留学生からの感想もありました。
 
 ハラール食はムスリムでない人でも食べられるものです。地域でともに暮らす人々が互いの文化を理解しあい、同じものを食べて感想を述べあう、このようなイベントを今後も続けていければと考えています。
 
このイベントは、グローバルセンターの森田豊子特任准教授、鹿児島大学生協の南條晃専務理事、法文学部の酒井佑輔講師の企画・運営により開催されました。
 
 
(写真上:留学生会Rahman会長の講話)
(写真中上:会場の様子)
(写真中下、下:試食会の様子)
 

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