焼酎学講座１０期到達記念イベント～特別醸造芋焼酎製造～

[記事掲載日：18.03.06]

　鹿児島大学農学部附属焼酎・発酵学教育研究センターは、前身の焼酎学講座が平成18年4月に開設発足し、平成21年3月に1期生卒業以来、平成30年3月には10期生を送り出すことを記念して、卒業生を主体とした記念イベントを開催することとなりました。

　その中で、１〜10期までに取り組んできた研究成果の一部を１回の仕込みに盛り込んだ特別醸造芋焼酎を製造し、一部を商品化し販売する予定です。

　特別醸造芋焼酎の名称「北辰蔵だより『１０』」は、焼酎学講座全同窓生と在校生から募集・投票を行い決定しました。学び舎である北辰蔵からの便りという意味が込められています。製造は、１期生である社会人修了生の蔵元で行い、製造工程を同窓生・在校生が手伝ってきました。ラベルとリーフレットのデザインは、８期生の卒業生によるものです。

　本企画は、主に卒業生・在校生からの寄附金で運営しており、この取組を通じて焼酎学講座の卒業生同士、また先生方や大学とつながり、鹿児島県の発酵産業の活性化へのさらなる貢献を目指しています。

（写真：特別醸造芋焼酎発表に臨むイベント実行委員（焼酎学講座卒業生）と岩井久農学部長及び焼酎・発酵学教育研究センター教員）