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理工学研究科技術部が宇宿小学校で出前授業「おでかけ実験隊」を開催

[記事掲載日:18.07.17]

大学院理工学研究科技術部 第77回地域連携活動
 出前授業「おでかけ実験隊」を開催

 大学院理工学研究科技術部は、平成23年度から始めた地域連携活動の77回目(今年度第3回)として、6月20日に鹿児島市立宇宿小学校で出前授業「おでかけ実験隊」開催しました。
 この活動は、ミッションの再定義(工学分野)をもとに、科学技術への興味を育む初等中等教育への出前授業の展開であり、子どもたちに科学実験やものづくりを体験してもらうことで、その面白さや達成感を味わい、少しでも科学やものづくりへの興味が促されることを目的としています。
 今回は、技術部から職員4名が宇宿小学校に出向き、5限目(14:15-15:00)は6年生78人の児童を対象に科学実験「液体窒素でおもしろ実験」を、6限目(15:15-16:00)は科学クラブ19名の児童を対象にものづくり「光の万華鏡」を実施しました。
 5限目の科学実験「液体窒素でおもしろ実験」では、ディスプレイに資料を映し、解説を交えながら実験を進めました。また、今回はこちらで用意した実験内容のほかに、事前に児童たちから液体窒素に入れてみたいもの(スクイーズ(触って気持ちいいおもちゃ)やミニトマト、輪ゴム、水風船など、様々なものが用意されました。)を用意してもらい、実験をしました。児童らは自分たちが準備したものがどのように変化するのかを、食い入るように観察していました。
 6限目のものづくり「光の万華鏡」では、職員が作り方を説明しながら進め、作製後は“光の三原色”や“分光シートの原理”などを学習しました。また、児童自身が作製した万華鏡を使い、3色(赤・青・緑)LEDライトを覗いて光の色の成分を観察し、分光について体験しました。
 今回、科学実験「液体窒素でおもしろ実験」において、我々が用意した実験のほかに、児童たちにも実験材料を用意してもらいました。自分たちが用意した材料が、液体窒素につけた後どのように変化するか、とても興味深く観察する様子が見られました。担当教諭から、「子どもたちの理科に対する好奇心の高まりを感じることができた授業でした。」というコメントをいただきました。これからも、このような工夫を取り入れ、子どもたちの科学への興味を促す授業をしていくことが必要だと感じました。
 
(写真上:液体窒素でおもしろ実験)
(写真下:光の万華鏡)
 

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